2019年度第1回福島市ICLSコースを開催!
2019年度第1回福島市ICLSコースを開催!
開催場所:大原綜合病院5階講堂
コースディレクター/インストラクター:石橋敏幸(大原綜合病院 副院長)
ディレクター/インストラクター:谷川攻一(ふたば医療センター長兼附属病院長)
インストラクター:石井裕也(大原綜合病院 HCU師長)宮崎博之(福島県立医科大学 ICU看護主任)
令和元年5月19日(日)9:00~17:00 大原綜合病院にて2019年度第1回福島市ICLSコースを開催しました。福島赤十字病院(研修医3名, 看護師2名)、済生会福島総合病院(看護師3名)、わたり病院(看護師1名)、大原綜合病院(歯科医師1名, 看護師5名)、伊達消防本部救急隊員2名の合計17名の受講生で開催となりました。3チームに分かれ「突然の心停止に対する最初の10分間の対応」の救急蘇生を学び合いました。生命にかかわる循環器・脳疾患患者さんの救急医療に関して県北の広域化協定が調印され6月1日に実施されるに当たり、福島市内の医療機関と伊達消防本部のスタッフが急性循環器疾患を契機にした心停止のシナリオを一緒に学び当てたことは意義深いことです。また、コースをとおして職種間や施設間での情報共有をしたことも有意義であったと思います。初めは頭が真っ白になっていた受講生が修了時には素晴らしいチームワークで蘇生法をこなせるようになっていました。1日で劇的な学習成果をあげることができるのが、このICLSコースの特徴です。受講者の感想発表では、今まで自信がありませんでしたが明日から実践に移していきます、救える命を救っていける自分になりたい、との話が印象的でした。日本救急医学会認定のICLSコース修了証を受け取り、1日間のコースは楽しく終了しました。この修了証は看護師さん、研修医にとっては大切なキャリアアップになります! 福島市、県北の救急蘇生の輪をさらにひろげていきましょう。次回の開催は8月11日(日)になります。