2021年度第4回福島市ICLSコースを開催!
開催場所:大原綜合病院5階講堂
コースディレクター:石橋敏幸(大原医療センター院長, 福島市臨床研修NOWプロジェクト代表)
インストラクター:渡部朋幸(わたり病院副院長)石井裕也 (大原綜合病院HCU師長),
野地享平(大原綜合病院HCU看護師)
新年令和4年がはじまりました。福島市ICLSコースは本年も定期的に開催して参ります。
ICLSコースは日本救急医学会認定の二次救命処置コースで救急医療の現場に直結します。福島市は本コースを全面的にバックアップし、福島市医師会の主催で開催されています。
今回、令和4年1月9日(日)8:30~16:30、大原綜合病院にて福島市臨床研修NOW 3病院の看護師を対象に福島市医師会主催2021年度第4回福島市ICLSコースを開催致しました。福島赤十字病院看護師2名、大原綜合病院看護師6名、わたり病院2名、大原医療センター看護師1名、清水病院1名の合計12名の看護師さんが受講しました。本コースの指導スタッフとして上記インストラクターに加えて、BLSインストラクターの福島赤十字病院看護師1名・大原綜合病院看護師3名、大原綜合病院研修医1名の皆さんにもご協力をいただきコースが運営されました。
「突然の心停止に対する最初の10分間の対応」の心停止を実戦に即したチームワークで救急蘇生法をこなせるようになれるのが、ICLSコースの特徴です。医師の行う行為も含まれていますが、看護師さんが法的に施行可能なAEDを使用したコースにアレンジし、救命の10分間を自身が手を下さなくても医師を含めた医療スタッフをリードできる看護師の育成を目指しています。
朝8時30分に始まったコースは夕方終了し、受講生は日本救急医学会認定のICLSコース修了証を受け取り終了しました。ICLSコース修了証は生涯有効で、看護師のキャリアアップにもつながります。今回受講の皆さんには福島市救急医療の主体者として活躍していただきたいと思います。
掲載日:令和4年1月14日