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令和6年度各研究会年間スケジュール

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※詳細は、各月で掲載してまいります

令和7年3月

第158回県北漢方医学研究会
3月5日(水)19:00~20:30 Web+福島テルサ3F あぶくま
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未来のCKD対策 in 県北~今、知っておこう!「慢性腎臓病の3つの治療目標」~
3月10日(月)19:00~20:30 Web+ホテルサンキョウ福島
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福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第18回ケーススタディ・講演会 開催!

令和7年2月1日(土)午後2時より大原綜合病院講堂において、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第18回ケーススタディ・講演会が開催されNOWプロジェクト4病院の研修医32名、各臨床研修病院の指導医・事務担当者が参加しました。今回、NOWプロジェクト1期生である福島県立医科大学麻酔科学講座 吉田圭佑先生と循環器内科学講座 武藤雄紀先生に講演、元祖ドクターGこと群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春先生にケーススタディを行っていただきました。

初めに大原綜合病院臨床研修プログラム責任者鈴木重雄先生から開会のご挨拶をいただき、福島赤十字病院プログラム責任者渡部研一先生座長の講演会では、吉田圭佑先生が「集中治療の実際」、武藤雄紀先生が「TAVI治療の最前線」とのタイトルで質疑応答を含めて40分間ずつお話しいただきました。NOW設立時の真の目的は、30年後の福島の医療を担う人材を育成するということでしたが、10年間で1期生各分野のリーダーとして活躍していることに感無量であり、NOWプロジェクトの目的が実現しています。改めて、各臨床研修病院、福島市医師会、福島市の関係各位の皆様に心からの感謝を申し上げる次第です。

NOW設立当時に大変ご尽力いただきました徳田安春先生には10年ぶりにおいでいただき、ケーススタディを担当していただきました。70歳台男性、腹痛、下痢の症例についてドクターG形式で、研修医5~6名の各グループが鑑別診断に迫っていきました。80分はあっという間に楽しく過ぎ、すべてのグループが正解に至りました。そのあと、研修医から徳田先生に将来の専門の決定等の日頃悩んでいる点や将来への心構えについて質疑応答の時間が持たれました。徳田先生から的確なアドバイスがありました。なかでも「決して他人と比べない! 自分の目標に向かい着実に進むことが秘訣です!」とのお話は研修医のみならず人生の秘訣になる含蓄のあるお話をいただきました。

最後に、石橋敏幸“NOW”プロジェクト代表の進行で、専門医へと羽ばたく2年次研修医の2年間の振り返りを代表に話していただき1年次代表から2年次への御礼とエールが贈られました。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクトは、これからも福島の将来を担う医師を育成して参ります!


掲載日:令和7年2月26日

保護中: 令和7年度 福島市 医療保険者による健康診査及びがん検診等の実施登録

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保護中: 検診について(実施医療機関向け)

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2024年度第4回福島市ICLSコースを開催!

コースディレクター:石橋敏幸(福島市臨床研修NOWプロジェクト代表)
インストラクター:渡部朋幸(わたり病院副院長)森口剛幸・太田悠介(大原綜合病院看護師)
野地享平・角田和也(福島医大附属病院看護師)
アシスタントインストラクター:鈴木彩佳・武田良平(福島赤十字病院看護師), 佐久間友行(福島市消防救急救命士)

令和7年年明け早々1月11日(土)8:15~16:00 大原医療センターで2024年度第4回福島市ICLSコースが開催されました。福島市臨床研修NOWプロジェクト病院では救急搬送の症例を研修医がファーストタッチで対応しています。救急医療は病院前救急、すなわち消防本部による救急搬送、それを受け入れる病院との連携で行われています。救急搬送担当の救急救命士と研修医および研修医を支えるメディカルスタッフとの連携は“命を救う医療”に直結しています。

今回の二次救命処置ICLSコースは福島市内の救急業務を支えるメディカルスタッフと救急救命士を対象に行いました。福島市消防本部救急救命士3名、大原綜合病院看護師1名、済生会福島総合病院看護師1名、あづま脳神経外科病院看護師2名、大原医療センター看護師3名、清水病院看護師4名の計14名が受講しました。ICLSコースを通して病院スタッフと救急隊との顔の見える関係が現場での救急医療に繋がっていきます。また、救急隊の活動においては、最近、心肺停止 (CPA) 患者の病院前自己心拍再開 (ROSC) の活動が注目を浴びています。この点でも福島市医師会主催のICLSコースは救急隊の救命活動、すなわち、CPA患者の“命を救う医療活動”にも寄与しています。

丸一日のコースを修了し受講生は日本救急医学会認定の修了証明証を手にしました。メディカルスタッフと救急救命士の皆さんにとって二次救命処置ICLS修了証明証は職場でのキャリアアップにも繋がっていきます。救急救命士の皆さんからは現場でのROSCを目指す活動にとても勉強になりましたと興奮した感想、また、看護師さんは明日からの業務に生かしていきますとの頼もしい感想が聞かれました。本コースが若手医療人育成と福島市の救急医療に貢献することを願ってやみません。


掲載日:令和7年1月22日

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