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福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第14回ケーススタディ・講演会 開催!

令和5年12月16日(土)午後2時から大原綜合病院講堂において、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第14回ケーススタディ・講演会が対面形式で開催され、研修医32名に加えて福島県立医大5年生1名が参加しました。さらに、福島医大研修医で2年目たすきがけ研修を済生会福島総合病院で行っている2年次研修医1名も参加しました。

初めに石橋敏幸福島市臨床研修“NOW”プロジェクト代表から “NOW”プロジェクトの設立からの経過と発展、特に来年から済生会福島総合病院が加わり福島市市中4臨床研修病院体制になることが報告され、2名のフルマッチを達成した済生会福島総合病院の臨床研修プログラム責任者赤塚英信先生から今後の熱い抱負が述べられました。

講演会は大原綜合病院副院長鈴木重雄先生が “食物アレルギー、その対応について”と題するお話をしていただき、小児科領域の講演はNOWケーススタディ・講演会で初めてです。特に、お好み焼きのアレルギーの原因がダニであるとの症例を提示いただき興味ある内容でありました。

ケーススタディでは、虎ノ門病院集中治療科の早川桂先生を講師にお招きし、「教えて!ICU」(羊土社刊)の著者が話す 『Dr.早川のシン・意識障害へのアプローチ』」と題し、提示された各症例の要点に関して質問形式を交えながら研修医・学生6名の各グループが意識障害の鑑別診断を考え診断に至るポイントを学びました。意識障害で集中治療入室者のうち最も多いのは薬物中毒であることや脳出血と脳梗塞の診察上の鑑別点を学んだことも印象的でした。2時間あっという間に楽しく過ぎてしまいました。早川先生にとってもこれだけの研修医に直接お話しする機会はまれで大変感激し、いつでも福島に来ます!と福島にエールを送るひとりになっていただけました。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクトの勉強会に全国レベルの講師がまたお一人増えたことは嬉しい限りです。福島市臨床研修“NOW”プロジェクトは、これからも福島の将来を担う医師を育成して参ります!

 

 

掲載日:令和5年12月26日

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