福島市医師会 公式サイト

福島市医師会

トップページ > お知らせ > 福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第18回ケーススタディ・講演会 開催!

福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第18回ケーススタディ・講演会 開催!

令和7年2月1日(土)午後2時より大原綜合病院講堂において、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第18回ケーススタディ・講演会が開催されNOWプロジェクト4病院の研修医32名、各臨床研修病院の指導医・事務担当者が参加しました。今回、NOWプロジェクト1期生である福島県立医科大学麻酔科学講座 吉田圭佑先生と循環器内科学講座 武藤雄紀先生に講演、元祖ドクターGこと群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春先生にケーススタディを行っていただきました。

初めに大原綜合病院臨床研修プログラム責任者鈴木重雄先生から開会のご挨拶をいただき、福島赤十字病院プログラム責任者渡部研一先生座長の講演会では、吉田圭佑先生が「集中治療の実際」、武藤雄紀先生が「TAVI治療の最前線」とのタイトルで質疑応答を含めて40分間ずつお話しいただきました。NOW設立時の真の目的は、30年後の福島の医療を担う人材を育成するということでしたが、10年間で1期生各分野のリーダーとして活躍していることに感無量であり、NOWプロジェクトの目的が実現しています。改めて、各臨床研修病院、福島市医師会、福島市の関係各位の皆様に心からの感謝を申し上げる次第です。

NOW設立当時に大変ご尽力いただきました徳田安春先生には10年ぶりにおいでいただき、ケーススタディを担当していただきました。70歳台男性、腹痛、下痢の症例についてドクターG形式で、研修医5~6名の各グループが鑑別診断に迫っていきました。80分はあっという間に楽しく過ぎ、すべてのグループが正解に至りました。そのあと、研修医から徳田先生に将来の専門の決定等の日頃悩んでいる点や将来への心構えについて質疑応答の時間が持たれました。徳田先生から的確なアドバイスがありました。なかでも「決して他人と比べない! 自分の目標に向かい着実に進むことが秘訣です!」とのお話は研修医のみならず人生の秘訣になる含蓄のあるお話をいただきました。

最後に、石橋敏幸“NOW”プロジェクト代表の進行で、専門医へと羽ばたく2年次研修医の2年間の振り返りを代表に話していただき1年次代表から2年次への御礼とエールが贈られました。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクトは、これからも福島の将来を担う医師を育成して参ります!


掲載日:令和7年2月26日

このページの先頭へ